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8月31日
事務所に向かう。いつも給油していたスタンドをパスし、事務所付近の同じ大手のスタンドに立ち寄る。単価が若干安いため前回初めてここで給油してみた。車の状態の把握も兼ねて給油直後に燃費を計算している。何時もよりも3〜5%ほど落ちていたのが気になったが、暫く様子を見なければわからない。
事務所で詳細図を作成。描かなくてはいけないディテールのリストを作り一つ一つ塗りつぶして行く。
8月30日
朝、Zigzagの現場へ。建具枠の取り付けが始まっている。
事務所にて、昨日の構造検討依頼のデータを作成し、メールする。引き続き計画案のパースを作成。
プロッタのプリントサンプルとカタログ、昨日依頼したカーテン・ロールスクリーンの生地が届く。
スタッフと別のプロジェクトの打ち合わせ。
夕方、姫路の町屋の現場へ。現場で外構、仕上げの打ち合わせ。昨日一時に強く降った雨で、敷地の道路側溝から水が溢れたとの事だった。今年の夏は短時間に大量に雨が降ることが多い。毎年夏場の気候の変化が顕著になってきたのだろうか?その後、建築主ご自宅にて最後に残った仕上げ等を選定いただく。仮のお住まいは現場のすぐ北隣でありバルコニーからよく見る事ができる。外装の色は気に入って頂けた様だった。現場に戻り引き続き建具、外構の打ち合わせ。
アトリエに戻る。実施設計を始めたが少々ばて気味で進まず、24時ごろ休む。
8月29日
朝、Zigzagの現場へ。大工工事と外壁の板金工事中。
事務所にて、各現場と電話で打ち合わせする。
実施設計の詳細図を作成。昼、依頼していたロールスクリーンのサンプル帳が届く。直ぐに生地をピックアップし、現品サンプルを送付依頼する。
プロッタの購入検討でメーカーに電話する。このカテゴリの販売競合は緩やかなのだろうか?電話はフリーではない東京の番号、かつ若干待たされる。今はカラープロッタしか販売していないとの事で意外だった。
以前施工いただいた工務店の営業で担当者が来所する。
夕方、スタッフとメンテナンスで花隈の家へ。スタッフが去年オープンデスクで作った中庭の模型がそのままの形で実現している。何を思うのだろうか?
引き続き詳細を検討。スケッチを描くが、決め手を欠き、2次元の検討では十分ではない為、部分模型を作成。
アトリエにて、実施図作成。漸く検討事項に結論を出し、構造検討を依頼する。
8月28日
朝、Zigzagの現場へ。オーダーキッチンの打合せを主に行う。キッチンがセット出来ないとの事だった。現地では納まるように見える、と口で言っても仕方がない。CAD上の作図で証明する事とした。
事務所にて実施設計図を作成。スタッフは今日から別のプロジェクトを進めている。
午後から3社に平岡町の家の図面配布と見積依頼で説明する。
プロッタの修理の件でメーカーに電話する。やはりサポートのサービスは完了し、修理は出来ないとの回答だった。修理すればまだ使えそうだが、巷にまた一つ粗大ごみが発生する。
アトリエにて実施設計図を引き続き作成。事務所のバックアップデータではない事に気づき、構造図のチェックに切り替える。
8月27日
遅めに起床。図面を一部訂正し、打ち合わせ用にプリントする。
午後、高床の家の打合せへ。外構、設備、オーダーキッチンについてお話しする。
帰りの道でディーラーに寄り、オイルの交換。昨年末から既に23,000km走行している。タイヤも磨り減り始め、1年で交換の羽目となりそうだ。
アトリエに戻り、庭木に水を遣る。この暑さでヤマボウシの葉が枯れかけている。
夕方、リフォームの工事をお願いしているY氏がアトリエに来る。クロス、建具の色等打合せを行う。
昨日の続きを延々と考えている。哲学的なアプローチとビジュアル的?なアプローチの比較は、先に或いは同時にロジカルにプログラムを組む進め方と、最初から形態や空間を視覚的に考える進め方に対応するのではないかと思う。そう言えば、学生の頃は前者の進め方が正しいと信じて考えてみても、形にはなかなか結びつかなかった。その考えは実務に就いて一蹴され、よりリアルな状況に迅速に答えを出すべく後者の状況が支配的だった。
そのような考えを巡らせながら実施設計図を検討する。
8月26日
朝、姫路の町屋の定例会議へ。外構、設備機器の取り付け位置等協議。急ピッチで仕上がっている。大工2人も忙しいのか、こちらに目もくれず作業をしている。
Zigzagの現場へ移動。何時も姫路への往復に使う道の途中に富久錦という酒造がある。そこで昼食を摂る事にした。おとうふ膳を頂く。夜来た事が数回あったが、昼もなかなかだった。おおらかな酒蔵の空間と和の料理が気に入っている。
Zigzagの定例会議を行う。こちらの大工は気さくに声をかけてくれる。今の所協議する事項は少ない。建築主に進捗を説明し現況を見て頂く。
事務所にて、新しいPCの環境設定。
大阪の中之島公会堂へ移動。「ニュージオメトリーの建築」のシンポジウムへ。伊東豊雄、遠藤秀平、五十嵐太郎、藤本壮介の各氏という大変興味深い組み合わせだった。「新しい抽象」、「直角」、「単純なプログラムで複雑な形態を作る」、「ゆるい、緩やか」などの言葉が印象に残った。近代以降続いてきた空間や建築の概念を再構築する試みを、新しい建築に感じる。そこには哲学的なアプローチと、ビジュアル的?なアプローチに発言者の考え方が2分されていたようだ。気になることとしては、人間として有史以来築いてきたセオリーの中にはプリミティブでシンプル、機能的なものもある。再構築とは何処までの事なのか、それともあくまで歴史の流れに従って、構造や生活スタイルのプログラムを変えようとする試みなのか?4氏の話で藤本氏の説明が一番分かり易く、説得力があった。帰りの途中、そう言えば伊東氏の建築が関西にないのは何故だろうと言う愚問を自答していた。
8月25日
朝、プリントした図面を見て間違いに気づく。慌てて訂正。思ったより時間が掛かる。
途中、Zigzagの現場から現地確認要請の電話が入る。一旦作業を置き現場へ。外構のレベル、外壁の割付に伴う各機器の取り付け位置など打合せを行う。アトリエに戻り、図面を整えトレペにコピーする。コピー機の不具合でここでも予想以上に時間が掛かった。
終了後事務所へ。実施詳細を検討。今まであればここでデザインを終えて纏めに入っていたかもしれないという所を、もう一つ深く検討する。
スタッフに平岡町の実施設計図の最終訂正を指示し、漸く青焼きに出す。
プロッターは駄目かもしれない。今日は忙しくメーカーに電話できなかったが、以前この型の機種のサービスを終了するという通知をもらった記憶がある。週明けに問い合わせる事にする。
アトリエにて家具施工図の詳細検討。
8月24日
Zigzagの現場へ。大工工事、板金工事の打合せ。今日から外壁のガルバリウム鋼板が施工される。今回、スパンドレルは使わず縦はぜ葺きを採用した。過去にも有ったが全面は初めてで仕上がりが楽しみである。
事務所にて実施図の最終チェック。
夕方、須磨のdouble boxへ。問題の箇所をチェックしたが、先日と違い昼間の明るさで見てもクラックなどは見当たらない。それでも場所は特定できている為、シールを打ってもらう。
事務所に戻る。プロッターが不調。実施設計図は今日中にプリントしなくてはならない。色々考えたが、A3で縮小プリントし、拡大コピーする事にした。
夜、昼間届いたデスクトップの梱包を開きセッティングする。電源、USBケーブルその他ケーブルでPCの裏は配線だらけとなってしまう。
8月23日
朝、Zigzagの現場へ。家具の詳細を昨日作成していたが、既に床のフローリングが貼られ別の納まりにしなければならない。保留とさせて貰った。
事務所で、今日も実施設計の詰めをスタッフと行う。
夕方、姫路の町屋の現場へ。外構のレベルその他詳細を打合せ。今日は足場が解体されている。細長い敷地に建つ建物で妻側しか見えない為、33m一直線の軒先は外観としては認識しづらい。夕方、車を出そうとすると直ぐ近くで地蔵盆が営まれている。アトリエの帰りの道でも2箇所ほど同じ光景を目にする。どの地域まで行われているのだろうか?生まれ育った地元では無かった。
8月22日
朝から昼過ぎまで図面のチェック。直接訂正したほうが早いところもあるが、長期的に見れば自分の為にもスタッフ為にもならない。それでも実施図が一つ終わろうとしている。
計画案の模型作成。外構のデザインを決める事が出来そうだ。
現場からの質疑に回答する。オーダーキッチンに苦戦している。
夜、double boxの建築主からお電話頂く。急遽お伺いする事にした。不具合の原因は特定できた。工務店に電話し、後日対策を講じて貰う事とする。1年数ヶ月ぶりに訪問した。綺麗に住まれている。床の桧のフローリングがいい色に変化していた。
アトリエに戻り事務書類を整理し休む事とした。
8月21日
朝、Zigzagの現場へ。内部の石膏ボード施工中。今日も質疑は少なかった。
事務所にてスタッフと打合せ。図面をチェックし指示を出す。その後、現場からの質疑に答える。昼食をとりながら雑誌を読む。建築の進みつつある方向を感じるよう心がけている。
午後、三木へ向かう。途中、案内を頂いていたオーダーキッチンのメーカーショールームへ立ち寄る。納まりや、非規格化度=オーダー度の感じはなかなか良い。気になるのはコストだが一度見積して貰う事とした。測量の件でY氏と三木の会社で待ち合わせ。先に到着したが遅れるとの電話をもらい、1階の画廊喫茶で待たせて貰った。ここの空間が好きでよく訪れる事を以前も書いたが、雑木の木々に囲まれた小さな池のあるオープンテラスで待った。池に亀が数匹居る。30分近く見ていたが彼らは殆ど動きらしい動きをしない。偶に首を上げて当たりを見るくらいで、いかにも省エネな生き物である事が分かる。全く時間の流れが違うのだろう。とても兎と競争をするような動物ではないと思っているとY氏が到着。加西の増改築の現地へ。正式に申請を出すに当たって測量をお願いしていた。境界の明示はされていない。クライアントから恐らくここであろうという位置を聞き、測量を始める。
アトリエに戻ると、更に現場からの質疑が届いていた。順次回答する。メールで届いていた構造設計の2つの実施設計図データを開き、チェックする。漸く終り、懸案事項の検討を始める。
8月20日
朝、高砂へ向かう。荒井の家の打合せを行う。アプローチ、窓の形状等を協議する。
午後、花隈の家へ。施工者と一緒に伺うことにしていた。工務店に発生した問題について、今後の事を説明頂き、三者で対策を話し合う。住まいは快適に過されているとの事だった。
大阪・心斎橋のキリンプラザへ。「ニュージオメトリーの建築」展を見学。発泡スチロールの素材の特性を生かしたインスタレーションだった。もう少し模型などの展示が有っても良かったのではと思う。キリンプラザの建築的な外観には変りはないが、広告のサインが大々的に貼られ、その存在感から迫力が欠けた。夜見た方が良いかも知れない。
事務所に地下鉄、電車を使い戻る。8月の夕方の電車は旅行者、ショッピング、行楽でまさに老若男女、多国籍で混雑している。これほど色々な人が同時に同じ電車で移動する都市は、日本しかないのではないだろうか等と考えながら三宮に到着。建築関係の本を1冊購入。事務所で若干整理をしアトリエに戻る。
8月19日
朝、姫路の町屋の定例会議へ。スコールのような雨が降る。仕上げ、納まりの詳細を協議する。工程は1週間の遅れが出ているが、挽回すべくピッチが上がっている。今日も長時間の打合せだった。
午後、姫路I邸のリフォーム現場へ。竣工検査を行う。数点指摘事項があった。設計上、若干の反省事項はあるが、御希望に添えたのではないかと思う。新築部分の設備機器を確認の為、TOTOショールームへ建築主と向かう。価格改定、新商品で一部選定し直して頂いた。水周りの商品の進化はスピードが速い。こんな商品があれば良いのにと思っていたものも、時差はあるが徐々に発表されてきた。
加古川へ移動。平岡町の家の打合せを行う。見積前の設計打合せは今回が最後となった。外構、ペンディング事項、スケジュール、今後の段取りを協議する。今お住まいの住宅を解体し、その場所に新たに建設される為、引越しの準備に入られるようだ。
アトリエに戻る。今日打合せの議事録と検討資料がデスクに山積みとなった。なるべく現場の事は現場で処理するつもりだが、検討が必要な事があり持ち帰ることにした。指示書、検討図を作成。
8月18日
Zigzagの現場へ。床のフローリングは完了し、建具枠に移行している。最初に図面を見て問題点をクリアーにした上で作業を進められている為、進みだすと早い。徐々に現場での質疑が減ってきている。
昨日に引き続き、朝より計画案のパースを作成する。アプローチ部分のレベルの処理がポイントとなっている。
植栽計画を検討する。これまで使ったことのない樹種を選定しようと幾つか調べるが、どうしても同じ樹木に片寄ってしまう。
昼前、過去に3つの住宅を施工いただいた工務店のY氏が挨拶に来られる。話をしていると、立場は違っても建築好きである事に共感を覚える。施工者も建築的なセンスや、建築に対する情熱がなければ施工は旨く行かないと、良く思うことがある。
引き続き検討を進める。途中、スタッフの図面をチェックする。
昨日、高床の家の構造図が来ていた。急ぎの順番に仕事を片付けチェックを始める。図面のチェックもCADになって良い点と悪い点がある。レイヤーを重ねる事で建築図と構造図の違いを探し易い反面、図面全体を一度に見る事が出来ず見落としが出る。
8月17日
事務所はお盆の休み明けである。もしかして巷はまだ休みだったのだろうか?それでも構造設計のM氏よりメールで図面が届く。直ぐにチェックしたいところだが、先にやらねばならない事がある。
電話・ファックス・メールで各プロジェクト・現場とやり取り。結局昼前まで段取りで終わってしまった。昼からスタッフが作成した実施設計図をチェックする。細かいところまで目を通す。夕方近くまでかかる。初めて描くのだからという部分と、初めて描くにしてはと思わせる部分がある。人それぞれで面白い。
計画案のスケッチを作成。幾つかの案を作ろうとすると、下絵を3Dで描く事が多い。数案作成。
アトリエに戻り、現場からの質疑に答える。その後、施工図のチェックを始める。
この日記を始めて丁度1年が経過した。
8月16日
朝より、詳細図を作成する。途中、修理に出していたノートPCの見積がファックスで届く。予想以上に高い。電話でメーカーに問うとマザーボードの交換と言う。保障期間を過ぎている。使用上の問題か不良品かの結論が出ず、こちらの抗議は受け入れられなかった。同じスペックの新品PCの購入価格の6割ほどの費用が掛かり、修理を断念する。残念ながらPC、家電のどのメーカーも修理して少しでも長く使うという考えが極端に欠けている。PCはスペックやOSの変化が早い為、当然かもしれないが、大量に生産し、消費し、廃棄される現状にメーカーは責任ある対応が望まれる。
昼、植木に水遣りしアプローチの水盤に水を張る。ついでに床の玄昌石に水打ちしたが、10分も経たない内に表面が乾いてしまう。
午後、大窪の家の建築主がアトリエに来られる。西側のテラス部分で日よけの傘を設置する御相談を受ける。方策や問題点などを整理しお伝えする。その後、幾つか竣工した建築の写真を見ていただいた。御自宅が完成した後も、他の建築に興味を持って見て頂いている事を嬉しく思う。何時までも、良いお付き合いをと常々考えている。
引き続き詳細図を作成する。明日から、何時もの忙しさが戻ってくる事だろう。
8月15日
今日と明日は終日アトリエに居る事にした。
昨日の設備打合せの検討事項を図面化する。
アプローチのデザインが決まらない。既にスケッチやCGは相当枚数描いたが、まだ足らないようだ。実施図UPのスケジュールも迫ってくる。
8月14日
アトリエにて詳細図を作成。
午後、事務所へ移動。比較的道は空いている。
事務所にて先週末に届いていた各現場からの質疑に回答する。
夕方、設備設計のK氏とA氏が来所する。2つのプロジェクトについて打合せする。打合せして問題点がクリアーになった。指摘されるべき点はやはり指摘される。考え方を変更しなくてはならない部分が出てくる。新しい設備の情報は直ぐに図面に反映される。建築図をここ2日ほどで修正し、メールする事にした。両氏には何時も無理に対応頂き、感謝している。
夕方、近くの和食のお店で会食。明るく小奇麗なイメージの和の店が増えてきたのだろうか?それともそのような所に好んでいくようになったのか?普段は予約も取り難いようだが、お盆の落ち着いた席でゆっくりと食事する。
アトリエに戻り、今日打合せ事項の整理だけは行う。
8月13日
何時もより若干遅めの起床。Zigzagの現場へ。工事は休みに入っているが、建築主とコンセント、スイッチ、メディアプレートの位置を確認する。ほぼ設計通りの位置に入っている。屋根の断熱がまだで窓が締め切られた状態では、室内は相当に暑くなっていた。
アトリエに戻り支度し午後、高床の家の打合せへ。オーダーキッチン、外構、照明器具スケジュール等を打合せする。空間のイメージやディテールは固まってきた為、図面として纏めていく段階に来ている。
夜、親類の法事に出席。お供えや、行事の内容に地域の伝統や習慣を強く感じさせる。この地に生まれ育った者ではない為尚更かもしれない。今日は運転をお願いし、ビールを少々頂く。
アトリエにて実施設計を進める。
8月12日
朝、姫路の町屋の現場へ。定例会議を行う。壁天井の石膏ボードは8割ほど完了している。部屋の感じも良く分かる様になってきた。協議事項は外構に移りつつある。
午後、平岡町の家の打合せへ。今後のスケジュール、着工までの流れ、外構の詳細について打合せを行う。
アトリエに戻る。この所の日照りの強さでヤマボウシの葉に枯れ始めた部分が出てきている。水遣りは気をつけていたが、このまま行くと今年も紅葉が望めないかもしれない。原因としては塀として立てているRCの壁とヤマボウシの周辺の砂利敷きの蓄熱で、夜になっても周辺温度が下がらない事が考えられる。秋頃に地面だけでも緑化し、熱を逃がす対策を検討中。ヤマボウシ、カクレミノ、シラカシに水遣りをする。ついでにアプローチの玄昌石の床に水打ちする。家の面倒はやり出すときりが無い。所有物があるとそれぞれメンテナンスが増え、より多く・大きくなる事に比例していく。そういった意味で家とは最も手のかかる所有物と言える。設計者としては、如何に長期スパンでのメンテナンスを減らすかを考えなくてはならない。
8月11日
朝、Zigzagの現場へ。各部納まりを協議する。建て方後の工事のペースが速い様に思う。既に2階の杉板のフローリング施工か始まっていた。
午後、和田山へ。先日の不具合の手直しに立ち会う。現状と施工状況を確認し、アトリエに向かう。
明日打合せの平岡町の家の概算書作成。ややオーバー気味で集計する。経験的には問題ないレベルで、現設計のまま実施をまとめる事になりそうだ。
8月10日
今日も、現場からの質疑に答える。
平岡町の家の図面をチェックする。図面としては仕上げの段階に入っている。ここから結構時間が掛かる。物事を完全に近い状態に終わらせようとすると最後の一頑張りが要る物だ。設計概算書を作成する。
事務所の入っている建物の夏期休暇を聞くと、特に通常と変らないとの事だった。
小学校から高校までの同級生から電話があっていた。かけ直すと来年の年始に同窓会をするらしい。これまで過去を懐かしむ年でもないと思いつつ、殆ど参加した事がなかったが、一昨年の初めて参加した会で若干考えも変ってきたようだ。
アトリエにて引き続き概算を進める。
8月9日
アトリエにて現場からの質疑用に図を作成する。
午後、Zigzagの中間検査に立ち会う。問題なく終了。引き続き現場で各職人を交えて打合せを行う。何処かで見た人がいると思ったら、過去に別の現場で施工してもらっていた。
某メーカーの販売代理店の対応で、色々と考えさせられる事があった。物を直接作っている人が、自分でPRして売ると言う事は量産品の場合は有り得ない。作る人、PRする人、流通させる人、売る人など細かく分業化されている。作り手とユーザーの間には大きな溝がある。また製品と、売り手のギャップに驚かされる時もある。ユーザーは、製品の価値を認めて買っているのであって、売り手の営業が良いから買っているのではない。その辺に特定の人気ブランドの問題を感じる事があった。
夕方、高床の家の既存離れのリフォームの件で現場へ。リフォームでは思わぬ所に障害が出てきたりする。壁を取ろうとすると抜けない柱が出てきた。建築主、施工者と協議しキッチンの位置をずらす事で対応頂くことにした。
8月8日
事務所にて、平岡町の家の詳細図をチェックする。枚数がかなり、多くなっている為時間が掛かる。
午後、某照明器具メーカーの営業担当者が新しいカタログを持参して来所する。丁度聞きたい事もあったので2、3質問する。照明器具デザインもトレンドがある。機能面や演出面でも新しいライティングが出てきている。気になるメーカーの新しいカタログが手元に届くと直ぐ、全てのページをチェックしている。目先の新しさに振り回されるのではなく、更に優れた物を見出さなくてはならない。
アトリエにて荒井の家の地盤改良について検討する。作成後、郵送の準備をし高床の家の詳細検討。
8月7日
アトリエにて現場からの質疑に答える。
法務局にて、加西の家の既存建物、土地の登記書類を調べる。今日は何時になく人が多く時間がかかる。必要な書類の一部を手に入れる事が出来なかった。お盆明けに再調査となる。
兵庫県土木事務所へ。Zigzagの中間検査申請書を提出する。そのままZigzagの現場へ。今日はオーダーキッチン、洗面台の施工会社と打合せとしていた。各部のディテールを打合せする。家具部分と設備部分が別の工事となりそうだ。どのような形で仕上がっていくか各工事の調整に期待したい。
西脇へ移動。途中、大きな宿泊施設の駐車場でどこか見た事があるカラーリングのバスが6〜7台ほど止まっている。高校野球の長崎代表の応援団の様だった。何とも懐かしい地元・長崎のバスだった。高床の家の離れのリフォーム現場へ。知っている大工さんが仕事をされていた。暑いとの事だった。工事は問題なく進んでいる。
アトリエに戻る。日没から約1時間ほど庭の芝刈りを行った。片手で使うバリカンのような芝刈り機で刈っていく。相当に伸びすぎた感がある。芝の地面付近は光が届かず枯れかけている所もある。それでも芝のマットは相当密度が高く、地盤より10cm以下は刈ることが出来ない。多くの小さな昆虫にお目にかかる。バッタ、コオロギ、クモ等慌てて逃げ出していく。刈った芝を大きなゴミ袋にぎゅうぎゅうに詰めて3袋にもなった。充実した1日の締めくくりで疲れてしまう。
8月6日
ゆっくりとした朝。人類の歴史上忘れてはならない悲しむべき日である。
Zigzagの建築主御自宅へ中間検査の書類を持参する。表に押印頂き、工事進捗等についてお話しする。午後、六甲山頂付近へ。三田から南下するルートで向かう。六甲オリエンタルホテルに到着。気温が下界より低く、清清しい。最上階のVoirで昼食をとる。ここで最後に食事をしたのは10年ほど前だったと思う。内装のイメージ、調度品も以前のままを保っているように思う。ここからの風景が好きで、結婚式の会食の席を設けた。当然の事だが、隣接して建つ風の教会がその式の会場だった。食事後、教会を見に下に降りる。何も変わっていない。学生の頃、最初にこの教会を見て20年ほど経った。力強い、愛される、美しい建築は一つの理想である。
有馬に移動。今日は友人数名と一緒に休暇を取る事とした。皆ですっかり羽目を外し楽しく過す。
8月5日
朝、姫路の町屋の定例会議へ。現場に入っている職人の数も増え、急ピッチで仕上がっている。今日は外構の打合せも行う。内部の造作で、既存家屋に使っていた床板を再利用するつもりだったが、若干の反り、染みで結果的には床板として使えないとの事だった。板としては捨てるに惜しい為、文机としてデザインする事にした。その他、既存家屋に有った材料のうち3点は予定通り再利用される。
姫路I邸の現場へ。今日は屋根の板金工事が行われていた。
高砂へ移動。来客用の駐車場付近に社員用のプールが見える。そう言えば今年は一度も泳いでいない。荒井の家の打合せを行う。サッシの形式、ガラスの種類、地盤改良等についてお話しする。
神戸に移動。TOTOショールームで高床の家の建築主と待ち合わせとしていた。予定ぎりぎりで到着したが、駐車場が一杯で停めるまで時間がかかる。今日は神戸の花火が予定されている。その事を予想してはいたが、16時では思っていたほどの混雑ではない。新しい商品が幾つか展示してあった。原油価格の高騰にあわせ、各メーカーはこの7月を目処に値上げとモデルチェンジをしている。原油の高等で一体誰が暴利を得ているのだろうか?過去をみれば巨大なマネーゲームの清算はバブルの崩壊と言う形で、全ての消費者に降り掛かってくる。
建築主にはWC周りの製品を見て頂く。その後、事務所に向かって移動する。先ほどよりは人も車も多くなってきている。事務所は例年多くの見物客が集まる埠頭に近い。2年前、友人たちとこの埠頭の先まで花火を見に行き、帰りにこんな所に良いビルが有るなと思っていたが、そのビルに入る事が出来るなどその時は考えていなかった。
アトリエにて、今日打合せの事項を整理する。ファックス、議事録、資料を各プロジェクトのファイルに閉じるだけで結構な時間がかかってしまった。
8月4日
今朝もZigzagの現場へ立ち寄る。大工工事を中心に質疑が出てくる。その場で回答できない物もあった為、ファックスを送る事とする。屋根の板金は8割ほど終わっている。
事務所にて、荒井の家の詳細検討。スケッチを描きながら図面を進める。
夕方、木材メーカーの営業担当者が来所する。何時も興味ある話を持ってきてくれる。
8月3日
朝、Zigzagの現場へ。大工、サッシ、板金工事で賑やかとなっている。金物、サッシの納まりを打合せする。来週中ごろには全ての金物と筋交いはセット完了するようだ。
事務所にて、荒井の家の詳細図を作成。窓の形式、ガラスの種類を検討する。
スタッフと平岡町の家のディテールの打合せ。その後、構造図を再チェックし、構造設計者にメール送信。
夜、伸びすぎた髪をカットに行く。何時も担当してくれるT氏と交わした会話は、前回来た時の話の続きで、連続のドラマのよう。パリで料理人をされている妹シェフ、今住んでいる住まい、パソコン等等。
アトリエに戻り、高床の家の検討を始める。
8月2日
朝より、和田山へ。何時も通っていた有料道が綺麗に整備され、ETCのレーンまで設けてある。telescope houseの竣工後のメンテナンスで伺う。危惧されている点を説明し、日を改めて対策を施工会社に行って貰う事とした。早く移動が出来そうな為、昼に予定した姫路の現場打合せを午前に繰り上げて貰う。南に移動。それにしても日差しが強い。車の移動だけでも何時になく疲労を感じてしまう。
姫路の町屋に到着。各部の納まりを協議する。お盆前までに、というフレーズがどの現場もキーワードになってきた。
姫路I邸のリフォームの現場へ。建築主と仕上がった部分を見て周り、未施工や不具合部分をチェックする。図面の意図が十分に反映されていないようだ。
移動し、兵庫県土木事務所へ。昨日御連絡頂いた許可申請の受領を済ます。
夕方から、アトリエにもどる。平岡町の家の構造図のチェック、各現場への質疑回答と指示書の作成。
8月1日
朝、Zigzagの現場にて施工管理者、職人を交えての打合せを行う。大工、サッシ、屋根工事について協議する。窓枠の納まり、軒先の水切り、その他近々、問題になりそうな所を先行して話をする。図面だけではなく、空間や形態のコンセプトを伝える事も大事と感じている。
兵庫県土木事務所より、高床の家の許可申請の決済が完了した旨、御連絡頂く。また、ワンステップ前に進むことが出来た。
事務所にて書類の整理。現場からの質疑、郵送する写真のデータを処理し、スタッフの描くディテール図をチェックする。実施図面としては一番難しい部分かもしれない。理解出来るよう説明していると時間がかかる。
昼、親類一家が、伊丹の空港から移動するとの事で見送りに行く。空港は何時来ても何かを期待させるドリーミーな場所である。どこか知らない場所へ旅発ち、知らない場所から来た人たち、どうやら、このわくわくする感覚は子供の頃から、これからも変わりそうにない。見送った後、空港の中を歩いていると飛行機の模型が目に付く。以前は無かったはずと思い、聞くと期間限定で出店されているそうだ。木を削って作る模型で、職人技を感じさせる仕上がりだった。すっかり見入ってしまう。オーナーと暫し会話を交わす。30歳近く年上の紳士だったが、共通の話題が有れば楽しく話が出来るようだ。
事務所に戻る。午前中、途中となったスタッフの図面をチェックする。その後、高床の家の詳細を検討する。
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