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西彼杵に向かう途中お昼時となり、伊万里で食事をする事としました。写真は「井手ちゃんぽん」のちゃんぽんセットです。具も麺もたっぷりで美味しく頂きました。

満腹になり、一路西海橋へ。途中、針尾送信所無線塔が徐々に目に入ります。1922に旧日本海軍によって建設された塔です。現在は使われていないという事ですが、太平洋戦争開戦となった真珠湾攻撃の暗号「ニイタカヤマノボレ」を送信した無線塔として有名です。塔の平面配置は正三角形の各角にあり1辺は300m、塔の高さは135〜137mです。非常にシンボッリクでシンプルな形態であり、機能を持たない建築でありながら強い存在感を感じます。

西海橋の架かる瀬戸は大村湾が唯一外海に繋がっている部分で、潮の干満で海流の流れが速い海です。海面からの高さ43m、長さ316mの橋の中心付近から大村湾を撮ったものです。ここから広がる大村湾の大きさを感じる事が出来ます。西彼杵の絶景ポイントの一つです。この狭く速い流れの瀬戸を通って、過去には鯨が湾に入り込んでいたようです。江戸時代に行われていた捕鯨の歴史を想起させる遺跡が湾内の各地にあります。

車を約1時間走らせて、外海町へ。ここにはカトリック黒崎教会があります。外海地方は1571年より布教が行われ、その後隠れキリシタンの町としての歴史があります。1897年ド・ロ神父の指導により建設が始まり1920年に竣工しています。内部に見える柱やボールトのリブは木製ですが、3廊式の整ったロマネスク様式です。当初和洋折衷のイメージを持っていたのですがその様なものは感じられず、海の見える静かな環境の中で素朴な雰囲気の教会です。

外海町は急な山の斜面にあり、そのまま海に連続します。道も海に沿って走り、角力灘の小さな島を望む事が出来る幾つかの眺望ポイントが有ります。この日の外海は穏やかで、美しい海を見る事が出来ました。

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